「五十両の金を懐にしっかりとしまい込んで大門を出まして、見返り柳を後にして、道哲を右に見て︑聖天の森を左っ手に見て山之宿から花川戸、左へ曲がる吾妻橋……」博奕で身ぐるみ取られて八ツ口の開いた女房の着物に身を包み、トボトボ […]
続きを読む「榎本健一」我らがエノケン!!浅草が生んだ日本の喜劇王<第26回>浅草六区芸能伝|月刊浅草ウェブ
東洋興業会長(浅草フランス座演芸場東洋館)松倉久幸さんの浅草六区芸能伝<第26回>「榎本健一(えのもとけんいち)」 今、われわれ浅草六区興行街は一丸となり、「大衆芸能のメッカ」復活への道を模索中ですが、ただ闇雲にその場限 […]
続きを読む「沢 竜二(さわ りゅうじ)」の波乱万丈俳優記<第9回>月刊浅草ウェブ
<其ノ九~子供のように無邪気な御大・村田英雄~> 実のところ村田のオヤジとは、いつどこで出逢い、なぜあれほど親しくなったのか、良く思い出せない。もっとも、そんなことはどうでもよくなるくらい、いつの間にか大切な人になってい […]
続きを読む「べんがら」和の魅力を再認識。俳優の楽屋から飲食店まで引く手あまたの暖簾(のれん)専門店<第7回>まい子のぶらり散歩|月刊浅草ウェブ
第7回「べんがら~暖簾(のれん)専門店~」 伝法院通りとメトロ通りの交わるところ、人力車も足を留める“お楽しみポイント・江戸名所判じもの”の大きな幕が目印ののれん専門店、「べんがら」。ユニークな響きの店名は、防腐効果と魔 […]
続きを読む「台東区少年少女発明クラブ」未来を担う科学っ子たちの飽くなき研究心に脱帽!<第6回>まい子のぶらり散歩。
第6回「台東区少年少女発明クラブ」 今回は、元気いっぱいな子供達のお話。東京工業大学にて開催された第7回全国少年少女チャレンジ創造コンテストに出場した「台東区少年少女発明クラブ」のメンバー達の活躍を、コンテストの模様とと […]
続きを読む「奥武山・大琉球神楽」心と表現<第7回>熊澤南水|月刊浅草ウェブ
沖縄県那覇市奥武山公園の東部に、琉球八社のひとつ、沖宮と云う神社がある。琉球王国時代の名残りで、神仏習合を旨とし、沖宮も臨海寺を併置している。沖縄には独特の宗教感があって、寺社は本土のように檀家、氏子の制度を持っていない […]
続きを読む「本法寺・はなし塚」戦時中に葬られた『禁演落語』とは?<第25回>浅草六区芸能伝|月刊浅草ウェブ
東洋興業会長(浅草フランス座演芸場東洋館)松倉久幸さんの浅草六区芸能伝<第25回>「本法寺・はなし塚(ほんぽうじ・はなしづか)」 落語界には、古いものから比較的新しいものまで実に様々な行事や風習があり、それらひとつひとつ […]
続きを読む浅草沢正伝【町内の座長篇】<第7回>懐かしの浅草芸能歩き|月刊浅草ウェブ
「芸能の町、浅草では今月も新国劇の名作公演が行われています」と、こんなナレーションがテレビから流れてきた。昭和59年9月、関東地方で放送されたNHKの番組と記憶している。画面には浅草公会堂前のオレンジ通りに、幟(のぼり) […]
続きを読む「麻生八咫・子八咫」浅草発祥の話芸・活弁(かつべん)にかける父と娘の情熱!<第24回>浅草六区芸能伝|月刊浅草ウェブ
東洋興業会長(浅草フランス座演芸場東洋館)松倉久幸さんの浅草六区芸能伝<第24回>「麻生八咫・子八咫(あそうやた・こやた)」 2019年11月14日、浅草オペラのロングラン公演「歌と活弁士(かつべんし)で誘う ああ夢の街 […]
続きを読む「沢 竜二(さわ りゅうじ)」の波乱万丈俳優記<第8回>月刊浅草ウェブ
<其ノ八~堺駿二の壮絶な死と辰巳柳太郎の役者魂~> 恩師・森川信の申し出に悩み抜いた末、私はとにかく今の状況と心情を正直に伝える他に道はない、と腹を括った。「勿体ないお話ですが、俺には家庭があるので、お受けすることは出来 […]
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