平成28年11月20日㈰から4日間、樋口一葉の記念館である台東区立「一葉記念館」では、リニューアル10周年記念と銘打って、様々な企画が開催された。重ねて、樋口一葉没後120年と云う年でもある。その記念の年、有難いことに不 […]
続きを読む浅草四方八方噺(よもやまばなし)<第4回>松井天遊|月刊浅草ウェブ
浅草は日本一の繁華街といわれている。とくに雷門から宝蔵門までの仲見世通りは、四六時中ではなく二六時中よりも短いか、とにかく大変な賑わいぶりである。ア ーケードになっている新仲見世通りもそれに準じて人通りが多い。六区、国際 […]
続きを読むあさくさ交遊録<第4回>稲川實|月刊浅草ウェブ
吉村平吉先生は、10歳も年下の野坂昭如さんを、畏敬の念をもって対し、変わらぬ友情を育てゝいたから、お二人の仲は、素晴らしい関係だったと思っている。吉村先生の処女出版『実録*エロ事師たち』(立風書房1973年)は、当時売り […]
続きを読む「益田喜頓(ますだきいとん)」『ボンソアール』でモーニング珈琲が日課の粋な姿<第31回>浅草六区芸能伝|月刊浅草ウェブ
東洋興業会長(浅草フランス座演芸場東洋館)松倉久幸さんの浅草六区芸能伝<第31回>「益田喜頓(ますだきいとん)」 前回は、ロック座・フランス座の広告物全般を製作してくれた宣伝部員たちの物語でした。我が社に来る前は浅草花月 […]
続きを読む岡本文弥(新内節太夫)の名随筆「気まま黄表紙」<第2回>|月刊浅草ウェブ
おおみそか/われとわが身に命令す/愚痴や泣き言/ゆめ口にすな 自分が好きで選んだ独り暮しだから、ちっとやそっと不自由があったからと言って甘えたり訴えたりするなよと、昭和56年12月31日こんな歌を作った。そしてひとり、そ […]
続きを読むポポ君の浅草散歩<第10回>原えつお|月刊浅草ウェブ
「この人の歩くところには落語会ができる」と言われました名物・素人落語家(本人は、晩年は。小噺家と言っていました)の酔々亭珍太(すいすいてい・ちんた)さんが亡くなりました(令和2年8月24日)。・・・ ※作品の無断使用・転 […]
続きを読む「浅草うな鐵」鰻をもっと気軽に、どなたにも!本格派ながら工夫溢れる名店<第13回>まい子のぶらり散歩|月刊浅草ウェブ
第13回「浅草うな鐵(あさくさうなてつ)~鰻専門店~」 今回は、伝統的な江戸前のうな重はもちろん、ここでしか味わえないオリジナルメニューが魅力の「浅草うな鐡」。落ち着いた雰囲気の本店、下町情緒たっぷりの国際通り店、それぞ […]
続きを読む「お吟さま・始末記」心と表現<第11回>熊澤南水|月刊浅草ウェブ
その日は、旧暦十三夜だった。今年は9月15日が十五夜、そして10月13日が十三夜と、誠に解りやすい暦となっている。古来より、満月の十五夜と十三夜、両方を見る事を二夜の月と云って、中秋の月を愛でる習慣が、日本人の心の中に根 […]
続きを読むあさくさ交遊録<第3回>稲川實|月刊浅草ウェブ
若き日の吉村平吉先生が、浅草六区にのめり込んでいった頃のことは、あまり多くは語っていないが、私はこの時代が、先生の原点だと思っているので、興味もあり、一番知りたいところである。『吉原酔狂ぐらし』(三一書房)の「プロローグ […]
続きを読む浅草四方八方噺(よもやまばなし)<第3回>松井天遊|月刊浅草ウェブ
浅草に限らず日本全国の繁華街、商店街でいつの時代でもみられるのは世代交代、栄枯盛衰、有為転変であろう。浅草もここ数年でずい分と様変りしている。一番困るのは、行きつけのお店がなくなることである。片手をあげるだけ、軽く会釈を […]
続きを読む