浅草四方八方噺(よもやまばなし)<第4回>松井天遊|月刊浅草ウェブ

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浅草は日本一の繁華街といわれている。とくに雷門から宝蔵門までの仲見世通りは、四六時中ではなく二六時中よりも短いか、とにかく大変な賑わいぶりである。ア ーケードになっている新仲見世通りもそれに準じて人通りが多い。六区、国際、かっぱ橋商店街、雷門、馬道、ひさご、言問等々の各通りをひっくるめると、かなり広範囲であり奥が深い。そしていろいろな建物がある。食べ物屋、履物屋、呉服屋、遊技場、芝居小屋、居酒屋、お菓子屋、喫茶店……。映画館が一つもないのは残念である。その昔六区の興行街は殷賑を極めていた。人、人、人の波で思うように歩けなかったという。その夢よもう一度は、夢のまた夢なのであろうか。
数多くの建物のシャッターに絵を描いているのは、田中けんじさん。本誌に「あさくさつれづれの記」を執筆している。このほど東洋館の角に、永井荷風先生、踊り子、寅さんが出現した。フランス座の思い出というところであろうか。その前にデーンと出演者の看板が置かれているので、せっかくの絵を見過ごしてしまうというか、見落としてしまうというか、見損なってしまうおそれが多分にあるのが、チト残念である。
スキーの女子ジャンプ競技での高梨沙羅選手の活躍は、見事の一語に尽きる。テレビの番組のスポ ーツコーナーではないが、まったくもって「天晴れ」である。若冠19歳。15戦目で、あと4試合も残していながら総合優勝を決めてしまった。優勝12回、2位2回、4 位1回という成績である。高梨選手の上がいないから高無しであり、優勝をさらっていくから沙羅ちゃんなのである。最終的に優勝は14回。

>次ページ「毎日食事を摂る人にくらべて0〜2回の人は、脳内出血のリスクが36%高い」

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