吉村平吉

あさくさ交遊録<第7回>稲川實|月刊浅草ウェブ

筑摩書房の「ちくま文庫」から出る『吉原酔狂ぐらし』(2003年)については、企画段階から聞かされていたので、「本のカバーは、滝田ゆうさんの遺作の中から、酔狂ぐらしにふさわしい絵を探し出し、文庫本の表紙を飾りましょうよ」と […]

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あさくさ交遊録<第6回>稲川實|月刊浅草ウェブ

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吉村先生の3冊目の本は『浅草のみだおれ』で、平成9年(1997年)三一書房から出版されている。装丁 久保志子、イラスト 久世アキ子、写真 立木寛彦となかなか贅沢な本である。イラストの久世アキ子さんは、吉村先生絡みの古くか […]

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あさくさ交遊録<第4回>稲川實|月刊浅草ウェブ

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吉村平吉先生は、10歳も年下の野坂昭如さんを、畏敬の念をもって対し、変わらぬ友情を育てゝいたから、お二人の仲は、素晴らしい関係だったと思っている。吉村先生の処女出版『実録*エロ事師たち』(立風書房1973年)は、当時売り […]

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あさくさ交遊録<第3回>稲川實|月刊浅草ウェブ

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若き日の吉村平吉先生が、浅草六区にのめり込んでいった頃のことは、あまり多くは語っていないが、私はこの時代が、先生の原点だと思っているので、興味もあり、一番知りたいところである。『吉原酔狂ぐらし』(三一書房)の「プロローグ […]

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あさくさ交遊録<第2回>稲川實|月刊浅草ウェブ

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吉村平吉先生は、大正9年(1920年)8月3日、赤坂区一ツ木町66番地(現・赤坂四4丁目)で、父吉村末吉、母タキの長男として生まれた。まさに、いいところのお坊っちゃんである。吉村先生の生い立ちについては、改まって質問した […]

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あさくさ交遊録<第1回>稲川實|月刊浅草ウェブ

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吉村平吉先生は、昭和18年(1943)23歳の時に召集され、中国大陸に転戦している。兵科は「主計」(経理)で、位階は聞き漏らしたが、下士官だったという説もある。吉村先生が敬慕してやまなかったエノケン劇団の文芸部員、菊谷栄 […]

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