○ハナブサ太郎 新派の英太郎といえばどなたもあの小柄なずんぐり太り気味の、そしてあの花柳、水谷の花やかな芝居に、粋な年増で色どりを添えた、なくてはならない役者、その英太郎を思い出すでしょう。数年前になくなりました。いま新 […]
続きを読む浅草誌半世紀・名随筆の足跡<第1回・村上元三「気にしない気にしない」>|月刊浅草ウェブ
いつぞや取材にきた新聞記者に話したことだが、わたしのように時代小説ばかり書いていると、ふっとニの足を踏むときがある。たとえば、江戸のころの市井の言葉づかい、あるいは名称を使っても、若い読者にわからないのではないか、と考え […]
続きを読む「天健」“天健に行きたいから、浅草・六区へ”。全国にファンを持つ、大迫力のかき揚げ!<第22回>まい子のぶらり散歩。
第22回「天健(てんたけ)~天麩羅専門店~」 伝法院通りを六区方面へ抜ける五差路の一角に店を構える、昭和21年創業の「天健」。地元の方々や観光客はもちろん、全国各地から多くの常連さんが訪れる名店です。公会堂や演芸ホールに […]
続きを読む「一大事!」心と表現<第20回>熊澤南水|月刊浅草ウェブ
7月6日㈭、再度那覇空港に降り立ったのは夕方の5時30分、沖宮の関係者の出迎えを受け、近くのホテルでの夕食会に望んだ。先日の第2回「奥武山大琉球神楽」の評判は、前年にも増して上々との事、主催者のご報告を受けながら、おいし […]
続きを読むつれづれの記<第8回>田中けんじ|月刊浅草ウェブ
《人世は一喜一憂・・・。》 7月16日昼のNHKニュース。西洋美術館世界遺産推進協議会委員、石山和幸氏の生々しい声が届く。「トルコイスタンブールのホテルにいます。深夜から戦闘機が低空を飛び爆発音が響きます。世界遺産国際会 […]
続きを読むあさくさ交遊録<第9回>稲川實|月刊浅草ウェブ
吉村平吉先生から直に伺った話によると、酔狂連そのものは昭和42年の9月、お好み焼きの「染太郎」での顔合わせが始まりで、何と「松茸をたらふく食う会」だったというから面白い。松茸の仕込みには、朋友「かいば屋」の熊谷幸吉さんが […]
続きを読む「劇場の裏側ツアー・浅草演芸ホール編」フランス座時代の痕跡を見つけに!<第37回>浅草六区芸能伝|月刊浅草ウェブ
東洋興業会長(浅草フランス座演芸場東洋館)松倉久幸さんの浅草六区芸能伝<第37回>「劇場の裏側ツアー・浅草演芸ホール編」 前回は、昭和20年代~30年代を中心に、浅草六区興行街を賑わせた主要な劇場を、地図も交えながら紹介 […]
続きを読む岡本文弥(新内節太夫)の名随筆「気まま黄表紙」<第9回>|月刊浅草ウェブ
○女流の仕事部屋 この年になってもまだ「これでいいのか」と思う。 いつになっても自分に満足できないのです。日常生活、心構え。だから有名人の伝記や言行録ふうな本を見て自分の心の穴を埋めたりする。林えり子さんの『女流の仕事部 […]
続きを読む「和泉屋」暖簾とともに守りたいのは、日本文化と伝統技術。<第21回>まい子のぶらり散歩。
第21回「和泉屋(いずみや)~和装履物・小物専門店~」 今回ご紹介する「和泉屋」は、和装履物・小物店。現社長・梶川雄司さん(2016年9月現在)で8代目、江戸時代より200年以上も続く老舗です。“何だか敷居が高そう…”い […]
続きを読む「天の岩戸開きの巻」心と表現<第19回>熊澤南水|月刊浅草ウェブ
前日に梅雨明けが宣言された沖縄那覇空港に降り立ったが、既に真夏の太陽が容赦なく照りつけていた。6月25日(日)県立武道館で上演予定の、第2回「奥武山(おうのやま)大琉球神楽」に出演の為、半年ぶりの訪沖である。3月22日に […]
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