第24回「すし屋の野八(すしやののはち)~江戸前寿司店~」
今回ご紹介するのは、豊富なネタと江戸前の職人技、温かなコミュニケーションで浅草通を魅了する「すし屋の野八」。ベルトコンベアーでは決して廻っていない本物の食文化、ここにありです。
雷門通りから田原町側に二本入った静かな裏通りに店を構える野八。喧噪とは無縁の立地ゆえに、落ち着いた独自の佇まいを保っています。店主の池野昌二さんがこの地に野八を開店したのは昭和47年、ちょうど30歳の時のこと。修行店である銀座の老舗「寿し屋の勘八」から暖簾分け、「八」の一字を頂戴してのスタートでした。
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