「そういえば、昔うちの実家に刀剣がありました」と伝えたら、「守り刀ですね」という言葉が返ってきた。「守り刀」という言葉を初めて聞いた。古くから日本では、刀には強い生命力が宿ると考えられてきた。刀は家を守り、人は刀から「 […]
続きを読む麻生子八咫
「元キックボクシング・スーパーフェザー級王者・石川直生」 こやたの見たり聞いたり<第27回>月刊浅草ウェブ
支え、支えられ、我が道を拓く 世の中のどれだけの人が、人生で命をかけた瞬間があるだろうか。どれだけの人が、悪夢のようなどん底から這い上がった経験があるだろうか。今回は、絶えず立ち上がり続ける元キックボクシングのスーパーフ […]
続きを読む「浅草界隈の銭湯(1)」 こやたの見たり聞いたり<第26回>月刊浅草ウェブ
浅草の魅力はたくさんあるが、人情味溢れる人々が何よりの魅力だ。下町の人情に触れたければ、銭湯はうってつけ。銭湯は、単に体を清潔にする場所ではない。疲れがとれ、心が癒され、自然とコミュニケーションが生まれる。 今回いくつ […]
続きを読む「柴田廣次(街の文化を作るプロデューサー)」 こやたの見たり聞いたり<第25回>月刊浅草ウェブ
柴田廣次さんは、パルコでの革新的な街づくり・文化づくりを通じて独自のブランドを築き、渋谷パルコの店長や大分パルコでの挑戦、三越伊勢丹での要職を経て、現在はLong Distance Love合同会社で多彩な企画をプロデュースしている先駆者です。
続きを読む【伝統は守るだけでなく、変えていかなくては続かない】こやたの見たり聞いたり<第24回>月刊浅草ウェブ
〜大ヒット商品を生み出した老舗和菓子屋のセオリー〜 皆さんは、「切腹最中」を知っているだろうか。大正元年創業の和菓子屋「新正堂」の大人気商品で、ピーク時には、1日1万1072個売れたこともある。パリパリっとして香ばしい皮 […]
続きを読む【活弁士・麻生八咫の人生①「田舎の子ども時代」編】こやたの見たり聞いたり<第23回>月刊浅草ウェブ
浅草を大好きな蝶ネクタイおじさんがいる。職業は活弁士。何を隠そう、私の父である。高校時代に読んだ名著『父が子に語る世界史』は、英国支配に抵抗して何度も投獄されたインドのネルー首相が獄中から一人娘のインディラに宛てた手紙で […]
続きを読む【浅草の寅さん、み〜つけた♪】金澤光春(木馬亭)こやたの見たり聞いたり<第22回>月刊浅草ウェブ
私が「この人、寅さんに似ている」とこっそり思い続けている友人がいる。浅草の演芸場「浅草木馬亭」の浪曲公演(毎月1日〜7日)に行くと、彼はたいてい木戸番に座っている。仲入り(休憩)の時間になると、巧みな話術でアイス最中や […]
続きを読む【世界初!よさこいを踊るロボット「アガモン」】こやたの見たり聞いたり<第20回>月刊浅草ウェブ
8月の真夏の炎天下の中、両手の鳴子をカチャカチャと鳴らしながら集団で「よさこ〜い、よさこ〜い」と躍動感たっぷりに踊り狂うのは、日本最大級の踊り祭り「高知よさこい祭り」(毎年8月9日〜12日開催)である。昭和29年に高知商 […]
続きを読む【人と地域を繋ぐ縁の下の力持ち「コーディネーター担当」】こやたの見たり聞いたり<第19回>月刊浅草ウェブ
いつの時代も、人は大なり小なり悩みを抱えて生きている。小さな悩みでも、一人でずっと抱えてしまうことによって大きな問題につながる場合もある。人の悩みは広範囲で、時代に応じて変化もするから、既存の支援制度では不十分な場合があ […]
続きを読む【人生を謳歌するフラメンコダンサー】こやたの見たり聞いたり<第18回>月刊浅草ウェブ
「息を呑む」という体験をしているだろうか。去年12月の東京芸術劇場で行われた「平富恵(たいらよしえ)スペイン舞踊公演――フラメンコ」は、今も脳裏に焼き付いて離れない。幕が開き、力強いスペイン舞踊の集団美から始まり、そこか […]
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