浅草唯一の相撲部屋・西岩部屋の女将さん・古川彩さんは、弟子の力士たちを「子どもたち」と呼ぶ。現在、実の娘を含めた10人の子どもたちを育てるみんなの「お母さん」である。 彩さんは、相撲をまったく知らない一般人として生まれ育 […]
続きを読む麻生子八咫(あそうこやた)|こやたの見たり聞いたり
【夫の信念を自分の信念にした相撲部屋女将・古川彩(前編)】こやたの見たり聞いたり<第16回>月刊浅草ウェブ
「強い力士を創る前に、立派な人間を育てたい」そんな強い信念を持つ相撲部屋がある。現在、浅草唯一の相撲部屋として活動する西岩部屋である。西岩部屋の親方は、元大相撲力士の「若の里」で、現役時代は正々堂々力強い相撲を取る力士と […]
続きを読む【浅草ビューホテル別館「六区」がいよいよ開業!】こやたの見たり聞いたり<第15回>月刊浅草ウェブ
ヨッ!待ってましたッ!!と溢れんばかりの声で叫びたい。まさにそんなおめでたいニュースが飛び込んできた。浅草ビューホテル別館「六区」が、3月18日(土)に開業するのだ。 今回は、浅草ビューホテル別館「六区」の総支配人、浅野 […]
続きを読む【異国の伝統を継承するサントゥール奏者・岩崎和音】こやたの見たり聞いたり<第14回>月刊浅草ウェブ
岩崎さん「現在、活弁士は何人くらいいるんですか?」こやた「十数人です」岩崎さん「多いですね」こやた「えっ?」 私のやっている活弁という芸能も、大概珍しいと言われるが、岩崎さんはさらに希少だ。日本で活動しているサントゥール […]
続きを読む【国宝から考える「本物」とは?】こやたの見たり聞いたり<第13回>月刊浅草ウェブ
明けましておめでとうございます。いよいよ令和も5年目に突入した。皆さんは、次の言葉を覚えているだろうか。 「初春の令月にして 気淑(きよ)く風和(やわら)ぎ 梅は鏡前(きょうぜん)の粉を披(ひら)き 蘭は珮後(はいご)の […]
続きを読む【25年ぶりのおばちゃんとの再会】こやたの見たり聞いたり<第12回>月刊浅草ウェブ
あっという間に1年が経ち、今年1月にスタートしたこの連載もいよいよ12回目となりました。今回は1年の締めくくりとして私自身について書いてみようと思います。 私、麻生子八咫は、活弁士である麻生八咫の一人娘として生まれ、10 […]
続きを読む【祝二ツ目昇進!神田伊織】こやたの見たり聞いたり<第11回>月刊浅草ウェブ
「物語を語る・聴くということは、人類の本源的欲求です。そして物語というのは世界中に無限にあるので、いくら語っても追いつかない。だから今は、とにかく講談をもっともっと語りたいんです。」 そう語るのは、ただいま急成長中の講談 […]
続きを読む【奇跡の音が響く映画館】こやたの見たり聞いたり<第10回>月刊浅草ウェブ
大好きな場所が突然消えた。2022年8月10日深夜、福岡県北九州市小倉北区にある旦過市場で、今年2度目の大規模火災が発生した。そして翌日、小倉昭和館が全焼したというニュースが全国的に報道され、多くの人の心を震撼させた。1 […]
続きを読む【芸人・関遊六(せき・ゆうろく)物語〈後編〉】こやたの見たり聞いたり<第9回>月刊浅草ウェブ
〜師匠から託されたメッセージ〜 夏のある日、浅草木馬亭の前に15人ほどの列ができていた。毎月中旬に行われるお笑いの劇団「浅草21世紀」の公演である。お客さんはややご年配が多い印象。入り口では、劇団員さんが後期高齢医療制度 […]
続きを読む【芸人・関遊六(せき・ゆうろく)物語〈前編〉】こやたの見たり聞いたり<第8回>月刊浅草ウェブ
〜関敬六って誰?勘違いから始まる運命的出会い〜 人生というのは、どこにどんな運命的な出会いが転がっているかわからない。怖そうなおっちゃんばかりが集う新小岩の麻雀店に、一人のプータローの若者が通っていた。勤めていたフランス […]
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