第24回「すし屋の野八(すしやののはち)~江戸前寿司店~」 今回ご紹介するのは、豊富なネタと江戸前の職人技、温かなコミュニケーションで浅草通を魅了する「すし屋の野八」。ベルトコンベアーでは決して廻っていない本物の食文化、 […]
続きを読む「霜月の日記」心と表現<第22回>熊澤南水|月刊浅草ウェブ
10月のカメリアホールでの公演を無事終え、ほっとする間もなく、今年一番多忙となる霜月を迎えた。 11月1日は旧暦十三夜、例年この日は何処かで、樋口一葉の名作「十三夜」を語る企画が舞い込む。今年は、松戸市矢切にある蔵のギャ […]
続きを読む浅草四方八方噺(よもやまばなし)<第5回>松井天遊|月刊浅草ウェブ
「浅草21世紀」が劇団として「第37回松尾芸能賞」の研修助成賞を受賞した。昨年の第36回では木馬亭の根岸京子さんが功労賞を受賞しており、2年続きのおめでたとなった。3月29日(2016年)午後6時から帝国ホテル・富士の間 […]
続きを読む猿若三座〈第5回〉絹川正巳|月刊浅草ウェブ
安政6年、市村座での『十六夜清心(いざよいせいしん)』の十六夜と清心の道行に用いられた清元『梅柳中宵月(うめやなぎなかもよいづき)』で好評を博してから、黙阿弥は四世清元延寿太夫の美声に惚れ込んで提携がはじまり、明治はじめ […]
続きを読む「劇場の裏側ツアー・完結編」ビートたけしらが寝泊りした〝伝説の楽屋〟も!<第39回>浅草六区芸能伝|月刊浅草ウェブ
東洋興業会長(浅草フランス座演芸場東洋館)松倉久幸さんの浅草六区芸能伝<第39回>「劇場の裏側ツアー・完結編」 前々回は浅草演芸ホール、前回は上階の東洋館と、2回に渡り、普段はなかなかお見せすることのできない劇場の裏側を […]
続きを読む岡本文弥(新内節太夫)の名随筆「気まま黄表紙」<第11回>|月刊浅草ウェブ
私の「芸流し人生流し」(中央公論社)の中に「歳時記」という部分があり、その9月の部にー竹本綾菊~美人の女義太夫。大正6年9月歿(ぼつ)、25歳、石渡つる子、綾容姿菊信女、台東区清川・出山寺。無縁になりかけていたのを岡田道 […]
続きを読む【浅草文庫講演会の記録】<第1回>原えつお|月刊浅草ウェブ
~『浪曲と浅草』より・桃中軒 雲右衛門(とうちゅうけんくもえもん)①~ 『浅草文庫』は、浅草観光連盟が昭和52年に設立した、浅草に関する文献やさまざまな資料が収蔵された私設図書館でした。(平成23年、惜しまれつつ閉館。約 […]
続きを読む「台東区立産業研修センター」“浅草ものづくり工房(モノコボ)”で皮革産業の復活にチャレンジ!<第23回>まい子のぶらり散歩。
第23回「台東区立産業研修センター ~浅草ものづくり工房~」 とりどりの服に身を包み、浅草の街を颯爽と行き交う人々のファッションを観察するのも、楽しみのひとつ。ぱっと目を引くお洒落さんは、靴やバッグなどの小物類に、ひとき […]
続きを読む「再演に向けて」心と表現<第21回>熊澤南水|月刊浅草ウェブ
年齢(とし)を重ねるに従って、一年の過ぎるのが殊更早く感じられ、まるで何かに追い掛けられているような気さえする。去年の今頃は……? と振り返って見ると、崖っ淵に立つ覚悟で挑戦した新作「お吟さま」を覚えるのに必死だった。夢 […]
続きを読むつれづれの記<第9回>田中けんじ|月刊浅草ウェブ
「なんて情緒があるの・・・」少女のように瞳を輝かせる小祝(こいわい)さんは父島で女酋長と呼ばれている。「小笠原の人たちは「鬼灯(ホオズキ)」知らないのよ、見せてあげたいなぁ・・・」戦前、小笠原諸島父島に生まれ太平洋戦争で […]
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