7月6日㈭、再度那覇空港に降り立ったのは夕方の5時30分、沖宮の関係者の出迎えを受け、近くのホテルでの夕食会に望んだ。
先日の第2回「奥武山大琉球神楽」の評判は、前年にも増して上々との事、主催者のご報告を受けながら、おいしい中華料理に舌鼓を打っていたのである。
「腰の具合は、その後いかがですか?」
「はい、大丈夫です。ご心配お掛けいたしました」
と、云う会話のやりとりはあったが、実はあまり大丈夫では無かったのである。
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