幸せを叶える浅草の和装専門フォトスタジオ〜INAI WEDDING WASOU〜こやたの見たり聞いたり<第38回>月刊浅草ウェブ

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麻生子八咫

人生で一度は、白無垢を着てみたい——

でも、結婚式じゃないし、費用も高いし、ちょっと恥ずかしい…。そんな私が、ついに白無垢体験に挑戦してきた。

今回訪れたのは、2024年1月にオープンしたばかりのセルフフォトスタジオ「イナイ・ウェディング・ワソウ」である。雷門から徒歩3分という好立地にあり、貸切空間で本格的な和装体験ができる。まず驚いたのは、その価格だ。

通常、ウェディング用の衣装レンタルや着付け、撮影などを含めると20万円以上かかるが、ここでは基本プランがなんと3万円台〜(土日は追加料金あり)と、格安だ。
こんなに手軽に白無垢を着られるフォトスタジオがあるなら、ぜひ本誌でもご紹介したいと思った私は、さっそく取材がてら白無垢体験をさせていただくことにした。

申し込み方法は、公式ラインを登録して、希望日時を予約するだけなのでとても簡単である。
不安なことや、希望があれば、事前に伝えておくと、丁寧に対応してくれる。
このスタジオの何よりの特徴は、「セルフフォト」という点だ。すなわち、自分でシャッターを押して撮影できるというのだ。本格的な機材は全てスタジオに揃っていて、あとはリモコンのシャッターボタンを押すだけとのこと。

白いドレスを着た女性

中程度の精度で自動的に生成された説明

さて、こちらの写真を見て欲しい。手にリモコンを隠し持ち、自分のタイミングでシャッターを押した、筆者の自撮りである。最初は難しそうに思えたが、実際にやってみると、予想以上に気楽に撮影ができる。カメラマンに撮ってもらう緊張感がなく、自分のタイミングで撮れるので、目を閉じることも少なかったように思う。

他人の目があると気になるという方は、スタッフも入らず貸切空間で写真撮影もできる。私の場合は、スタッフの方々の補助があった方が安心だと思ったので、そばに居てもらって、ポーズや、足の開きなどを随時サポートしてもらった。

帽子をかぶっている少年

中程度の精度で自動的に生成された説明

 

(※キャプション:価格は安くても、仕上がりは超一級。ヘアメイク・着付けの淺野さん)

スタジオを利用するお客さんは、結婚式の前撮りをする新婚夫婦だけではない。結婚式ではドレスを着用したものの「やっぱり和装でも写真を撮りたい」という女性や、思い出作りの一環として和装の写真を撮りたいというカップルや友達同士、外国人観光客もいるという。格安で、しかも貸切だから、失敗を恐れず、気軽にチャレンジできる。

代表の川南亜季さんは、元々接客が大好きで、「とにかく楽しくてしょうがないんです。全力でサポートします」と満面の笑みで語ってくれた。利用者の方々の幸せを心から願ってくれるスタッフさんたちに囲まれて、至福のひとときを過ごすことができた。

 衣装は、白無垢だけでなく、色打掛、紋付袴など、豊富に取り揃えている。街に出て撮影するプランもある。詳しくは、ホームページをチェックしてほしい。

カメラマンを別途連れていくことも可能だ。せっかくなので、私の活弁士としてのデビュー30周年記念の宣材写真はこの白無垢にしようと思い立ち、急遽ストリートスナップのカメラマン「なおがら」(instagram:naogara_streetsnap)さんに、街中での撮影をお願いしたので、その一枚を最後にご紹介しておこう。浅草は、和装がひときわ似合う街なので、多くの方にぜひ体験してほしい。

建物, 人, 男, 立つ が含まれている画像

自動的に生成された説明

(ストリートスナップ・なおがらさん撮影)

QR コード

自動的に生成された説明

ウェブサイト:https://inaiwedding-wasou.jp/
インスタグラム:https://www.instagram.com/wasou_inaiwedding

アクセス
〒111-0034
東京都台東区雷門1丁目1−10
03-6555-1695

東京メトロ銀座線・都営浅草線・
東武線・つくばエクスプレス
「浅草駅」

東京メトロ 銀座線
「田原町駅」

雷門より徒歩3分の好立地(路面店)です。

スタジオの向かいには「中国手打拉麺 馬賊 (ばぞく)」さんがあります。

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