山梨県南アルプス市を巡る、3日間のひとり旅。旅先で出会った人たちのおすすめを訪ねると、その先でまた新しい出会いが待っていました。「棚田もいいよ」――温泉で出会ったおじちゃんの一言から、次の行き先が始まりました。
かったのは、棚田を眺めながら食事ができるカフェ「月晴れる」。古民家を改装したオシャレな空間で、香り豊かなスパイスカレーをいただきました。棚田を眺めながらゆったりと味わう絶景カレーは、旅先ならではのごちそうでした。店員さん達もとても優しく、おみやげに買った蒸しパンも最高でした🎶
続いて、江戸時代の豪農の暮らしを伝える「安藤家住宅」(国指定重要文化財)へ。七夕飾りに彩られた建物も素敵でしたが、私の心を奪ったのは、庭にそびえるクロマツです。大きくうねる枝は、万物を包み込むような迫力。しばし穏やかな時間を過ごしました。
次に訪れたのは、「ふるさと文化伝承館」。実は南アルプス市は、縄文ファンにも人気のエリアなんです。市内の鋳物師屋遺跡からは、「子宝の女神ラヴィ」の愛称で親しまれる土偶をはじめ、縄文時代の貴重な品々が出土し、そのうち205点が国の重要文化財に指定されているそうです。
館の職員さんからは、この土地で重ねられてきた治水工事の歴史についても解説いただきました。豊かな田畑や果樹園は、水と向き合い、土地を守ってきた人々の努力の上にある。その歩みを知ると、何気なく眺めていた風景が一気に違って見えてきます。雨が強くなったため、この日はここまで。
そして最終日。南アルプス市役所を訪ねると、職員の飯森さんから「甲斐犬に会いに行きませんか?」という、夢のようなお誘いが!甲斐犬は、南アルプス市芦安地区が発祥とされる犬です。犬が大好きな私としては、ぜひとも会いたい!飯森さんの案内で芦安エリアの「白峰会館」へ向かうと、甲斐犬の空くんが元気いっぱいにお出迎えしてくれました。まだあどけない子犬で愛嬌たっぷりです。飼い主の竹本さんは、都心から南アルプス市へ移住されたそう。観光だけでは見えない、この土地で暮らす魅力にも触れることができました。
続いて、南アルプス市の果物を使ったお菓子が人気の「菓子処つるや」さんへ。麩まんじゅうやフルーツ羊羹を堪能しました。「ほたるみ館」では、地元のお母さんたちのジャム作りを見学。果物のおいしさがぎゅっと詰まった、やさしい味わいでした。
さらに「若草瓦会館」では、瓦の鯱作りに挑戦!想像以上に難しく、夢中になるうちに手も服も泥だらけ。それでも、自分の手で世界に一つだけの作品を作り上げるのは、なんともいえない楽しさです。顔が少々個性的ですが、愛嬌があって気に入っています。宝物にします!
旅の締めくくりは、もう一度「道の駅しらね」へ。初日に売り切れていた桃ソフトクリームは、想像を超える桃の濃さ!最後の目標も達成し、大満足で南アルプス市をあとにしました。
そして今回、旅の途中で見つけた南アルプス市のお土産を、読者の皆さまにプレゼントします。詳しくは、32ページの読者プレゼント欄をご覧ください。
また、飯森さんから、南アルプス市と浅草の思わぬつながりも教えていただきました。詳しくは、『月刊浅草』(2026年9月号)35ページの「浅草はっけん」へ。
人のおすすめを辿る旅は、最後に南アルプス市と浅草をつないでくれました。ご縁とは、まことに異なもの味なもの。皆さんもぜひ、南アルプス市を訪れてみてください。その先には、きっと新しい出会いや発見が待っていることでしょう。
山梨県南アルプス市のホームページ:https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/












































