一の酉が終った翌日のこと、十和田の冨永女将から電話があった。「うちに贈り物の本が届いてるわよ、あなたが書いてる「浅草」の《つれづれの記》に興味があって載せたんだって」?なんて物好きなことを……頂いた本にビックリ、〝ギョロ […]

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