浅草に限らず日本全国の繁華街、商店街でいつの時代でもみられるのは世代交代、栄枯盛衰、有為転変であろう。浅草もここ数年でずい分と様変りしている。一番困るのは、行きつけのお店がなくなることである。片手をあげるだけ、軽く会釈をするだけで、とくに言葉を交わさなくても、いつもの席が空いていればそこに座るだけで、最初に出てくるものが出てくる。いわゆる「阿吽の呼吸」というやつである。
大相撲も立ち上がる時は阿吽の呼吸をみはからって、行司が軍配をさっとかえす。呼は息をはく、吸は息をすうという意味だが「横綱はすうほうでなく、はくほう(白鵬)」。
一月の木馬亭は、こんな小咄から世界の笑話を披露し、「疼痛」の話をした。痛みのことを医学用語では「疼痛」と表現する。国際疼痛学会が2010年にカナダのモントリオールで次のような宣言を発表した。「人は皆、適切な痛みの治療を受ける権利がある」。きわめて当たり前のことなのだが、世界にはまだまだ適切な治療を受けられない人々が沢山いるのである。
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